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見切れ技解説シリーズ その2 スラッシュ
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スラッシュはスラッシュ系の基本技です。
顔の上を斜めに通る見切れの軸が、記号の/(スラッシュ)のようであることから、この名前がつけられました。
写真フレームに顔が斜めに入り込むように見切れるのが基本です。クォーターやハーフのように片方の目だけという制約はありません。
肩が入らず、片方の目だけが写真に入り込んでいるスラッシュは、特に美しいスラッシュということで、パーフェクトスラッシュと呼ばれます。
鼻や口が写真に入っても良いのですが、目鼻口全てが完全に入ってしまうと、フルフェイスという技になります。
見切れの軸は縦軸、横軸どちらでも良いのですが、上の横軸で見切れた場合は応用技のサンセットが付与されてサンセットスラッシュとなります。
比較的簡単な見切れ技なので、発動数が最も多い技です。 クォーターやハーフを狙って失敗するとスラッシュになることが多いので軽く扱われることもあるのですが、最初から狙って撮影したスラッシュは、それら崩れスラッシュとは違い、気高い美しさを感じます。
簡単であるということは、最も自然な見切れ技であることを意味します。先述したクォーターが全ての見切れ技の基本であるならば、スラッシュは全ての見切れ写真の起源であると言えます。