---------------------------
見切れ技解説シリーズ その4 ハウスキーパー
---------------------------
ハウスキーパーはハーフ系の基本技です。
ハーフが正中線を貫くようにように見切れるのに対して、ハウスキーパーは見切れの軸を正中線からずらして見切れます。
その様子が、ドラマの中でのぞき見をする家政婦のように見えることから、ハウスキーパーと名付けられました。
もともとこの技はハーフに分類されていましたが、
「これは、ハーフじゃないんじゃないか?」
という声が多くの見切りストから寄せられるようになりました。
そこで新技として再分類することにしたのですが、なかなか名前が決まりませんでした。
3分の1に見切れていることから一時的にワンサードと呼ばれた時期もありましたが定着しませんでした。
そこで、初の技名公募が行い、たくさんの提案をもとにして、家元がまとめる形で2013年9月23日に、ハウスキーパーと名付けられました。
実はハウスキーパーには2種類あります。
片方の目だけが入り込んでいるものがアンダーハウスキーパー、両目の一部が入り込んでいるものをオーバーハウスキーパーとなります。
必要以上に技名が増えたり複雑化することは、協会の望むところではないので、どちらもまとめてハウスキーパーとコールしているのです。