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タケコプターという技名をつかわない理由
見切れ技のネーミングその1
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先日、頭の上にプロペラのようなものが載っている見切れ写真を投稿したところ、多くの方から 「タケコプター」 という技名案をいただきました。
ユニコーン系の新技になる可能性が高いのですが、まだ技名は未定です。
提案して下さった方には大変申し訳ないのですが、タケコプターという技名にはしないと思います。
クォーター、サンライズ、イナバウアー
見切れ技にはたくさんの種類があります。
その数なんと60個以上
それらの技のほとんどは家元が命名しました。
技のネーミングを決定するときは、家元なりのこだわりがあります。
見切れ技のネーミングは、全てカタカナ語に統一しています。
だからといってカタカナだったら何でも良いというわけではありません。
日本語をカタカナにしただけの技は一つもありません。
見切れ技の名前は基本的に英語をベースにしています。
全ての見切れ技の基本となるクォーターですが、見切れ写真が始まってまもなくの頃は、
「3時の見切れ」「9時の見切れ」
と呼んでいました。
同じように、ハーフは
「6時の見切れ」
だったのです。
その次に生まれたのが、サンライズでした。
サンライズという名前の響きの良さに、他の技も英語っぽくしたくなり、クォーター、ハーフが生まれたのです。
技名決定の際は、英語としての正しさよりも語感や響きの格好良さを優先しています。
たとえばサンライズの派生技のビフォーサンライズ。
表現したかったのは夜明け前という雰囲気です。
よく使われる英語表現では、predawnとかBefore the Dawnというのがあるそうです。
でも、英語が苦手な家元に最もしっくりきたのは、プレダウンでもビフォーザダウンでもなく、ビフォーサンライズだったのです。
語感の格好良さだけにこだわっているので、文法的にもメチャクチャです。
複数形とか全く気にしていません。
最近は英語だけじゃなくスペイン語(ルチャドールとか)も使っています。
見切れ技はあくまでも
かっこいいカタカナ語
なのです。
だから、タケコプターは見切れ技の名前にはならないのです。
権利問題も怖いですしね。