見切れ写真家元のジョニーです。
前回はブラックアウトという技を紹介いたしました。もう試してみましたでしょうか?
今回は、ブラックアウトと少し似ているダークという技を説明いたします。
技名の由来
顔だけではなく、画面全体が暗いのでダークと名付けられました。
解説
ダークは基本的に夜の屋外や明かりのない室内などの暗いところで撮影される技です。
通常の応用技は基本技の前にコールするのですが、ダークの場合は基本技の後ろにつけてコールします。そのとき、間に「インザ」を挟みます。例えば、ダークとハーフの組み合わせの場合は、ハーフインザダークとなります。
ダークは暗いところで成立する技ですが、背景にある程度の光がないと、顔がどこにあるのかわからなくなります。
あまりにも暗すぎると、せっかくのダークがノンパーソンと判定されることもありますので、気をつけましょう。
逆に暗いところで撮影しても、目鼻口などのパーツがはっきりと識別できる写真はダークとはなりません。
通常の写真では露出不足として失敗写真に分類されますが、見切れ写真では立派な見切れ技となります。
もしかしたらこれまで撮影した写真の中にもダークが紛れ込んでいるかもしれませんね。
次回は、サンセットについて説明いたします。
お楽しみに!
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