さぁ、どうなった?東京マラソン@見切れグループ

みなさんこんにちは。見切れ写真師範のSummyです。
2/28、待ちに待った東京マラソンが開催されました。
家元・前多先生をはじめ参加者の多い見切れグループは朝から大にぎわい!
沿道からの声援、ネットやテレビでの応援など、1日大いに盛り上がりました。
今回はその一部始終をお送りしますよ!

ビギナーズラックってものが働くんです

東京マラソンといえば、日本の市民マラソンブームの先駆け。
新宿、銀座、日本橋、浅草、東京ビッグサイトという東京の観光名所的なところを走れることが特徴で、応募倍率は毎年10倍程度になるほどの超人気マラソンです。
第10回の記念大会となった今年も過去最高倍率に。
そのため、なかなか当たらないんです…私も毎年応募していますが、今年も落選しました。

しかし、今年の見切れグループは何かが違った!
なんとなくで応募した家元・前多先生をはじめ、ひできち師範(せいのさん)、荒川判定士、岩野(亮)判定士(うちの相方)、白澤さんと5名が当選!!
私の所属するランニングクラブでは、数十名応募して1人しか当選しなかったのとえらい違いです。

やはり心配なのは…この2人

ひできち師範など普段から走っている人たちは問題ありませんが、やはり心配なのは運動習慣のない前多・荒川両氏。
前多先生は過去にハーフマラソン完走経験があるからまだしも、日頃から坐骨神経痛と戦う荒川判定士は大丈夫なのか…。
昨年末の段階では、坐骨神経痛で痛いいたいと騒いでいたぐらいなのです。
青森在住の前多先生も雪が降ったらどう練習すればいいんだとぼやいていました。

前多先生は、私からスロージョギングの本に載っていた踏み台昇降運動をオススメし、雪が降っても運動継続。
荒川判定士は開催1ヶ月前に突然「完走する」と言い出し、ネットで調べたという1ヶ月練習プログラムをスタート。
それぞれの方法で東京マラソンを迎えることとなりました。

開催3日前からお祭り!

東京マラソンなど大型のマラソンは前日までにゼッケンを取りに行くのが慣習となっています。
東京マラソンは3日前の2/25(木)からゼッケンの受け取りがスタートしました。
それぞれゼッケンを取りに行く様子が見切れグループに投稿されていきます。
私も前日にゼッケンを取りに行ったうちの相方にひょこひょこ着いていき、EXPO会場へ。
各企業の協賛ブースでランニング用品を見たり、参加者一覧の壁で見切れグループの参加者の名前を探したり。
意気込みを自由に書くスペースでは、ちょっと大きめに見切れグループをアピールしておきました。
完走の意気込みを書く絵馬ブースでも完走祈願をしておきましたよ!(最上部の写真です)

左下にあるのが私の書いたもの。下のほうしか空きがなかったので、自分の書きやすい90度横向きに書きました
左下にあるのが私の書いたもの。下のほうしか空きがなかったので、自分の書きやすい90度横向きに書きました

さぁ当日!ランナーも応援も忙しい

9:10スタートの東京マラソンですが、ランナーは8時台にはスタートの新宿・都庁にいないといけないので、朝も早い。
朝早くから、会場に着いたという投稿が見切れグループやこの日のために作ったイベントページに投稿されていきます。

スタート前のひできち師範とうちの相方の様子。緊張の面持ちが伝わってきます
スタート前のひできち師範とうちの相方の様子。緊張の面持ちが伝わってきます

私を含む応援隊もスタート直後から各所でスタンバイ。
特に澁谷判定士たちの集団は手作り応援グッズのクオリティが高い!
2014年にカンパで作成した見切れうちわしか持ってこなかった私とはえらい違いです。

神保町での応援隊の様子。後ろを向いて見切れている中、看板を掲げる高橋さんの表情が秀逸…!!
神保町での応援隊の様子。後ろを向いて見切れている中、看板を掲げる高橋さんの表情が秀逸…!!
同じ時間帯の澁谷さんの投稿。左側の写真はすぐ上の見切れのときですね…!!
同じ時間帯の澁谷さんの投稿。左側の写真はすぐ上の見切れのときですね…!!

また、ご自宅でも多くの見切りストが観戦されていましたね。
関東以外にお住まいの方も午前中は全国中継されていたため、テレビで観戦いただいていたようです。
特に商標権など権利関係で分からない時はいつもお世話になっている田中さんは、ご自宅のパソコンでずっと応援いただいていた様子。
本当にみなさんありがとうございます!

Facebookイベントから田中さんの投稿。リアルタイムで追っかけていただき、感謝です!
Facebookイベントから田中さんの投稿。リアルタイムで追っかけていただき、感謝です!

また、東京マラソンはランナーだけでなく、応援イベントで応援される方もたくさんいらっしゃいます。
公式応援イベント「東京マラソン祭り」では、日本橋人形町で遠藤判定士(木蓮さん)率いるよさこいチーム「千紫万紅」さんが演舞。
昨年4月に開催した「見切れLIVE太田@群馬」でお世話になったみなさんです。
よさこい関係者の私は日頃から大変お世話になっているので、もちろん応援に行きました。
みなさんの熱のこもった演舞で、ランナーのみなさんも元気が出たことでしょう!

その千紫万紅さんの演舞。力強い演舞で沿道からもたくさんの拍手が!
その千紫万紅さんの演舞。力強い演舞で沿道からもたくさんの拍手が!

さぁ危ない!みんなで熱烈応援だ!!

私は昼過ぎにゴールの東京ビッグサイトに行き、うちの相方のゴールを見届けました。
本人としてみれば足も痛め不本意な結果だったでしょうが、見切れグループでは断トツトップの3時間37分。
市民ランナーとしては相当早い方です。
ここでは仕事前にぜひ寄りたいと酒井さん(男性)がわざわざ来てくださいました。
職場はこの辺ではないのに…ありがとうございます。
しかも、うちの相方の勇姿が見れたと喜んでいただき、恐縮です。
悔やむべきは酒井さんと見切れを撮りそびれたこと…。

ゴール直前で止まるうちの相方。この後すぐに見切れを撮影!
ゴール直前で止まるうちの相方。この後すぐに見切れを撮影!

ここから先はゴールまでしばらく間が開くなぁ、とみなさんの5kmごとの通過時刻をチェックしていたときのこと。
あれ、荒川さん、15〜20kmの5km、1km当たり10分かかっている!
東京マラソンの場合、1km当たり9分強で走ればゴール可能なのですが、それ以上かかっていると危険だなぁ。
前多先生も微妙なライン。
すぐに応援隊に連絡し、近隣にいた鈴木判定士に25km関門手前に移動してもらいました。
鈴木判定士は荒川さんと会えなかった、というものの、無事2人とも25km関門は通過した模様。
しかし、まだ30km関門に引っかかりそうなペースのため、引き続き鈴木判定士には2人の応援へ先回りしてもらうことに。
私もその間に30km関門のある浅草橋へ向かいました。

あぁ非情!関門のロープ…

ちょうど私が30km関門の浅草橋に到着したのは関門閉鎖時刻ちょうど。
荒川さんも前多先生の姿も見えません。
すでに関門には黄色と黒のロープが張られており、間に合わなかった人たちはガックリと肩を落として収容バスへ…。

さぁ、2人は間に合ったのか否か?
Facebookを確認すると…前多先生は通過した!!
事前にダウンロードしてあった、コニカミノルタの10kmごとの通過をFacebookに自動投稿してくれるアプリのおかげで無事が確認できました…良かった。
しかも投稿確認時点で2分前…ギリギリだったんだなぁ。
あとで確認したら、関門閉鎖まで残り1分29秒のところで通過したようでした。
ほぼ同時に荒川さんから「ゲームオーバー」という投稿が。
間に合わなかったか…無念。
でも1ヶ月の練習で30kmまで走れるようになったのは素晴らしいことだと思いますよ。

その前多先生の30km通過の投稿。ここから一気に応援コメントが増えました!
その前多先生の30km通過の投稿。ここから一気に応援コメントが増えました!

引き続き、私は前多先生を追っかけるため、銀座へ。
著名な銀座四丁目の三越の前で到着を待ちました。
ここもギリギリ通過かな…とiPadで状況を確認しながら待っていると…きた!
金色の「完走サポート」の風船をつけたランナー群の後ろに!
東京マラソンでは、親切に完走までのボーダーラインを視覚的に見せる「完走サポートランナー」のみなさんが走っているんです。
完走サポートランナーの目印は頭上の金色の風船!
良かった〜とりあえずくっついて走っているなら大丈夫。
私は大声を出してアピール!
気付いてもらえました〜まだ大丈夫そうだな。
無事35km関門を通過したところで、こちらへ近づいてくる前多先生。
足をつったそうで、何かないか?とのこと。
こういうときのためにリュックにエアーサロンパス入れておきましたよ。
シューシューと冷やしているところで、荒川さんが30kmでリタイアしたことを伝えました。
それを聞いて気合が入ったのか、再び走り出す前多先生。
私はそのまま1km近く歩道を走り、東京メトロ新富町駅の入口で「豊洲で待ってます!」と前多先生に伝え、地下鉄で豊洲に移動しました。

金色風船の後方、右上の青い帽子が前多先生!必死についていっています
金色風船の後方、右上の青い帽子が前多先生!必死についていっています

見切れグループの力!グループで大声援

新富町から地下鉄で2駅、豊洲にある38km関門手前で応援していた澁谷さんたち一行とようやく合流。
オリジナルサインボードに高橋さんの大変達筆な応援メッセージ。
本当はここまでしたほうがよいのよね…すいません、そこまでせずに。
澁谷さん、畑さん、齋須さん、高橋さんの4名のみなさんは本格的なマラソン応援は初めてだったそうで、「みんなで応援するのが楽しい!」と仰っていただきました。
そうなんです、マラソンは応援する側も楽しいんですよ。
特に東京マラソンは海外からの参加者も多く、高橋さんの持参した桜の造花が注目されたこともあり、ちょっとした国際交流の場にもなっていたようです。

前多先生の到着を待っていると、うちの相方がランニングクラブの打ち上げで滞在中の月島(37km地点)を通過したとの写真を投稿。
月島ならあと10分以内に来るかな。
じーっと前方を凝視しながら待っていると…きたーっ!
すぐに大声援の見切れグループ御一行。
すでに歩いていましたが、ここまで来れば大丈夫。
残り4kmで制限時間まで1時間弱残っていたからです。
金色風船の「完走サポートランナー」もまだかなり後ろ。
安心してゴールの東京ビッグサイトへ向かうことにしました。

ちょっと逆光で分かりづらいですが、青い帽子の大きな人が前多先生です
ちょっと逆光で分かりづらいですが、青い帽子の大きな人が前多先生です

ゴールの東京ビッグサイトの最寄・ゆりかもめ有明駅で下車し、ゴールに向かおうとしたものの、ちょうど東京マラソンのイベント「ファミリーラン」開催中でゴールに向かえない…。
やむなく残り1km地点で待つことにしました。
待っていると、1km手前の有明テニスの森前で鈴木判定士による前多先生目撃情報が!
よしよし、こちらに来ている!
しばらくすると…きた来た!
再び見切れグループ御一行の大声援がスタートしました。
流石にもう疲れ切った前多先生…でもこちらの反応に応じることができているのでまだ平気でしょう。
見送ったところで私は前多先生を迎えに東京ビッグサイトへ、応援隊のみなさんにはお疲れ様会会場へ向かってもらうことにしました。

残り1kmで。歩いていますが、着実にゴールへ向かっています
残り1kmで。歩いていますが、着実にゴールへ向かっています

ゴールは、はじまり

東京ビッグサイトに向かっている途中で、前多先生のFacebookにはアプリの自動投稿によるゴールが確認できました。
これで一安心〜ゴールしたとたんに、安心したようにみなさんから「おめでとう」コメントが寄せられていました。
流石の人脈と人徳!
ものすごい数の「いいね!」とコメントが寄せられていました。
人生でこれだけちやほやされる瞬間、そうはないですよ!

そのゴールをお知らせする投稿。ものすごい勢いでいいね!とコメントがつきました
そのゴールをお知らせする投稿。ものすごい勢いでいいね!とコメントがつきました

その中でも見切れ写真元祖・バットマン高橋さんの
「他の誰でもなく、ジョニーが走りきったことに感動を覚えます。勇気をもらいました。ありがとう〜」
は泣けるコメント…。
あれだけ運動を嫌がっていた方が完走したんですからね。
特によく前多先生のことをご存知な青森のみなさんや教育関係者のみなさんは嬉しかったんだろうなぁ。

私は東京ビッグサイトの待ち合わせスペースで前多先生を待つことに。
しばらくすると、走った時の格好そのままの前多先生が。
少しぼーっとして、着替えずにそのまま来たらしい…それだけ疲れているってことですよね。
そのままタクシーで新富町の銭湯へ。
まさかの銭湯が地下でびっくりしましたが、頑張って階段を下ってもらい、入ってきてもらいました。
その間、お風呂で気絶しそうになっていたらしい…。
危険!着替えを忘れたと言って先にお疲れ様会に行ってしまった荒川さんに待ってもらい、一緒に銭湯に行ってもらえば良かったなぁ。

ビックサイトで再会した直後の様子。このときは気持ち悪かったんですって…
ビックサイトで再会した直後の様子。このときは気持ち悪かったんですって…

何とか銭湯から上がってきた前多先生とともに、ようやく銀座のお疲れ様会会場へ。
前多先生がやってくると、みなさん熱烈歓迎!
みんなで今日の成果を讃えるのでした。
はーい、みなさんにちやほやされてくださいね〜。

お疲れの前多先生を横目に荒川さんは元気!前多先生の完走メダルをかけ、ご満悦です
お疲れの前多先生を横目に荒川さんは元気!前多先生の完走メダルをかけ、ご満悦です

という感じで見切れグループの忙しい1日が終了しました。
全員完走の目標は果たせずじまいでしたが、荒川さんはこれで火がついたらしく、来年はチャリティーランナーでリベンジするとお疲れ様会で宣言していました。
うちの相方、白澤さん、ひできち師範もまた東京を走りたいと言っておりましたね。

…さて、家元・前多先生は。
「これで引退する」と宣言していましたが、たぶん血迷ってまたエントリーしている気がします、私は。

最後に、1日応援いただいた見切れグループのみなさん、本当にありがとうございました!!

お疲れ様会の最後に記念撮影。本当に1日お疲れ様でした!
お疲れ様会の最後に記念撮影。本当に1日お疲れ様でした!

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