私が客人をもてなすときに心掛けているたった一つのこと

青森って何も無いんですけど、むしろそれが良いみたいです。

先日、関東からいらした2名の見切りストを乗せて、青森西海岸を観光ドライブしました。

まずは朝食からスタート。
1時過ぎまで飲んでたくせに、朝からガッツリいきました。
お連れしたのは、青森魚菜センターの、のっけ丼

Screenshot of www.aomori-ichiba.com

のっけ丼は市場に並んでいるものをちょっとずつ買って食べる丼です。

食券を買って、ご飯をよそってもらった後に店内をサッとフォトリーディング。
全体像を掴んでから活性化に入りました。
(フォトリーディング知らない人には分からない表現で申し訳ないです。ようはどの店で何がいくらで売られているかの偵察をしたってことです。)

わたしののっけ丼がコチラ

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1500円分の食材を乗せました。
高級食材は乗ってませんが、新鮮さでは築地以上です。

この日の目的地は深浦町の十二湖。
そこにある青池がお目当てでした。
青森市から十二湖までは、車で2時間半。

その途中には、特に見るべきところはありません。
いや、ないと思いこんでいました。

トイレ休憩のついでに日本一のイチョウの木に立ち寄りました。
樹齢1000年らしいイチョウの木はとにかくでかいのです。
遠くから見たらイチョウの林があるのかな?程度なのですが、
近くにいくとそれが全て1本の幹から枝分かれしているのです。
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あまり黄葉していなかったのが残念でしたが、客人は十分に満足してくださいました。

目的地の青池につくと、またまた残念なことに落葉が多すぎて池の半分程を覆い隠していました。
それでも、青池の水は何ともいえない青さで客人を魅了してくれました。
王蟲がいてもおかしくないくらい神秘的なのです。

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青池を出発する時点で、時刻は既に13時を過ぎていました。
近くで何か食べれば良かったのですが、
どうしても食べさせたいラーメンがあったのです。

そこまでは、車で2時間かかるのですが、
次にいつ青森に来られるかわからない客人に、
最高の煮干ラーメンを味わってほしかったのです。

実はそのラーメンは賛否両論なのです。
好きな人は熱狂的なリピーターになり、
そうでない人は途中で食べるのを止めてしまうのです。

もしかしたら客人の口には会わないかもしれない

それでも自分が最高だと思うところに連れていくのが、
私なりのおもてなしだと考えたのです。

15時ころにたどり着いたのは弘前市にある高橋中華そば。

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空腹という最高の調味料の助けもあってか、客人の評価は
「これ、おいしい」
まあ、つれてきた人に面と向かって不味いと言う人は
そうそういないと思いますが、正直な感想だったと思います。

そして、次の言葉が私の心に響いてきました。

「記憶に残る味だね。」

ああ、連れてきて良かった。
その言葉、私が客人をもてなすときに心掛けていることなのです。
まだ青森にきた事がない方は、是非いらして下さい。
何もありませんが、自然とおいしいものだけはたくさんあります。
いらっしゃるなら是非真冬にどうぞ。思っているよりも過酷で、
思っているよりも暖かいですよ。

 

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