見切れ写真家元のジョニーです。
これまで、応用技、その他の技と説明してきました。
今回から、いよいよ応用技の説明に入ります。
応用技は単独では成立しません。基本技や特殊技、一部のその他の技と組み合わせることで初めて成立する技です。
今回は、最も使用頻度の高い応用技の一つである、アイテムについて説明いたします。
技名の由来
何らかの品物を使って見切れる技なので、この名前になりました。
解説
品物を顔の前に出して顔の一部を隠すようにして撮影します。
通常の見切れ写真では背景が主役となりますが、アイテムでは主役が顔よりも前にきます。
そのため、贈り物が届いたときの報告などに使うと効果的です。
顔よりも小さい品物でアイテムを撮影しようとすると、品物から顔がはみ出してしまいます。
はみ出してもアイテムは成立しますが、はみ出しを避けたい場合は品物を顔から話して、カメラに近づけると良い感じに写ります。
通常の見切れ写真の場合、見切れの軸は写真のフレームになりますが、アイテムの場合、見切れの軸は品物と顔の境目になり、それを規準に基本技が決まります。
そのためスラッシュに見えても実はハーフ、またその逆ということがあります。
アイテムはとても手軽な応用技です。
ぜひ、挑戦してみて下さい。
次回は、ダークを説明します。
お楽しみに!
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