基本の見切れ技2 ハーフ

見切れ写真家元のジョニーです。
今回は、基本の見切れ技の2つめ、ハーフについて説明いたします。

技名の由来

顔の縦半分が写真のフレームに入るように見切れることから、ハーフと名付けられました。

解説

写真フレームの縦軸が対象の軸となるように、顔を半分だけ写真にいれるのが基本です。
この時、頭頂から顎先までが写真に入るように見切れるのが最も美しいハーフです。

ハーフ
ハーフ

完全な線対称とならなくても、片方の目だけが写っていればハーフとして認められますが、一部でも両目が写ればハーフとはなりません。

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対象の軸からズレていてもハーフ

見切れの軸の傾斜は両目の中心を結ぶ線に対して垂直であることが望ましいのですが、概ね2°までの傾きであれば、ハーフとして認められます。それ以上の傾きがある場合は、スラッシュとなります。

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この程度の傾きならハーフ

簡単そうに見えて意外と難しいのがハーフです。撮影時はパーフェクトなハーフのつもりでも、後で写真を確認すると見切れの軸がずれていることがあります。これはそれぞれのカメラのクセによるものです。
繰り返し撮影して、自分のカメラのクセを掴みましょう。

次回はスラッシュについて説明いたします。
お楽しみに!


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